沖縄地方でもM9クラス地震の可能性
沖縄地方でもマグニチュード9クラスの超巨大地震が発生する可能性を示す研究が示されました。
"沖縄で過去にマグニチュード9クラスの地震 化石サンゴが現代に伝える巨大地震の痕跡 研究で判明した地殻変動の “スーパーサイクル”" 琉球放送 2026年4月17日(金) 06:00
(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2604592)
記事によれば、石垣島のサンゴに残された痕跡から、過去5000年の間に3回、海底が2メートル近く隆起していたことがわかり、この結果から、マグニチュード9クラスの地震が、過去5000年の間に3回発生していた可能性が示唆されました。また、石垣島を含む八重山諸島の南側にある琉球海溝では、最大マグニチュード9.1の地震が発生する可能性があることことです。
石垣島近海では、1771(明和8)年4月24日にマグニチュード7.4の地震が発生し、この地震による大津波(明和の大津波)で石垣島や宮古島では、約1万2千人もの命が奪われました。(https://www.jma-net.go.jp/ishigaki/know/jishin/meiwa.html)
記事が示していることは、この規模の地震よりもはるかに大きな地震が発生する可能性が沖縄地方にはある、ということになります。
さて、2011年東北地方太平洋沖地震が発生するまでは、日本周辺でマグニチュード9を超える地震は記録されていませんでした。そこまで大きな地震が発生することはないだろうと考えられていたと思われます。
ところが現在では、南海トラフ地震も最大規模でマグニチュード9を超えると言われるようになりました。また、千島海溝から日本海溝北部にかけても、マグニチュード9を超える地震が発生する可能性も示唆されています。
(https://www.jishin.go.jp/resource/column/column_22win_p08/)
マグニチュード9超については、過大評価ではないかといった声があるものの、日本列島の太平洋岸側では、北は北海道から南は沖縄までどこでも、マグニチュード9超の地震が発生する危険性があると考えたほうがよいのではないかと思います。
こうした超巨大地震がいつ発生するかは分かりません。明日かもしれませんし、数百年後かもしれません。もしかしたら、そこまで大きな地震(マグニチュード9超)にはならないかもしれません。たとえ、マグニチュード9超でなかったとしても、発生すれば甚大な被害が予想されます。
いずれにせよ、私たちが住む日本列島には、そうした危険性があることを、しっかりと認識すべきです。