どうなる?使用済み太陽光パネル
先月末に、何とも無責任な日本政府のニュースがありました。
"政府が使用済み太陽光パネルの再利用義務化を断念 費用負担決まらず、大量廃棄の懸念も" 2025/8/27 21:09
(https://www.sankei.com/article/20250827-VPD3335UPNKXBG2LIZMOXNYBSQ/)
メガソーラーに関して言うなら、自然を破壊して金を儲け、後始末は知らん顔、になりかねない事態になりました。
何とも無責任な日本政府です。
事業者からすれば、使用済みの太陽光パネルを撤去するだけでも負担と考えるでしょう。リサイクルまで請け負うとなると、さらに負担感は増すでしょう。
しかし、それで儲けたわけですから、事業者が責任を負うのは当たり前ではないでしょうか。また、儲けたのは太陽光パネルの製造業者も同じです。撤去にかかる費用は発電事業者、パネルのリサイクル費用は製造業者が負担するのが筋ではないでしょうか。
消費者はすでに「再エネ賦課金」という負担を強いられています。繰り返しになりますが、パネルリサイクルの責任は、パネル製造業者と電力事業者が負うべきです。
ところが、政府はその責任をうやむやにしてしまいました。どこぞからの圧力でしょうか??
仮に、メガソーラーの太陽光パネルが寿命を迎え、採算が取れなくなった時に、事業者が(計画)倒産して行方不明になったら、どうなるのでしょうか?
自然環境は元に戻らず、廃パネルがヒートアイランド現象を起こし、場合によっては災害を引き起こすのではないか、と危惧しています。
規制を緩和して事業を始めやすくするだけでは、政府としてあまりにも無責任です。
パネルの製造業者や電力の事業者の逃げ得を許さない手立ても、政府は同時に考え実行すべきです。