避難情報が改定
令和3年5月20日から、大雨等で出される避難情報が改定されました。今まで「避難勧告」と「避難指示」の違いがわかりにくいといわれていました。今回の改定で「避難勧告」が廃止され、避難指示で必ず避難!となりました。
http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinanjouhou/r3_hinanjouhou_guideline/pdf/poster.pdf
避難情報に関わる文言は一般市民にとってわかりにくいものが少なくありません。今回廃止された避難勧告以外にも、例えば、避難所と避難場所、いずれも避難する場所ですが、違うものになります。避難所は、災害等で自宅で過ごすことが危険な場合に、行政から提供される学校の体育館や公民館などの居住場所になります。一方、避難場所は、地震などで火災が発生したときなどの際に一時的に避難する場所になります。一般的には、大規模な公園や緑地などが指定されています。 さて、実際に災害に見舞われたとき、その状況を判断して避難所と避難場所をうまく選択できるでしょうか。まずは、自分が住んでいる(または仕事している)地域の避難場所と避難所を確認することから始めましょう。