放置しないで!って、その状態にしたのは誰?
地球は放置しても育たない(https://www.nhk.or.jp/school/sougou/houchi/)のホームページには、「地球自ら人類に地球の問題を訴える!」とあります。これは誤った表現です。「地球自ら人類に人類の問題を訴える!」ならまだ理解できます。
第1回 放置しないで!プラスチックごみ問題
第2回 放置しないで!飢えのない世界へ
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第5回 放置しないで!地球温暖化
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これらは全て地球の問題ではなく、人類が生み出した人類の問題です。
貧困も温暖化も、すべては人間の仕業です。
地球は、誕生直後に地球表面がマグマで覆われたマグマオーシャンを経験しています。今の温暖化など地球にとっては、何も問題ではありません。
人類が飢えようが満腹になろうが、地球にとってはどうでもいいこと、問題ではありません。
プラスチックごみが増えようが減ろうが、地球にとってはどうでもいいこと、問題ではありません。
すべて人類にとっての問題です。それを誤魔化すような表現、私たち人類が地球を救ってあげる、みたいな表現をしている限り、人類による人類の問題を人類が解決することはできないでしょう。
NHKは、子どもをだますような表現を改めるべきです。
放置しないで!って、地球が海にプラスチックごみを捨てたわけではありません。捨てたのは人類です。地球が飽食の人々と飢餓の人々を作ったわけでもありません。また、地球温暖化も今の温暖化は、人類が排出する温室効果ガスのせいだと言われています。
人類が何もしなければ、言い換えるなら、放置しておけば、地球がプラスチックごみで溢れることもありませんでした。人類が何もせずに放置しておけば、きれいな地球になっていたでしょう。
自分がやってきたことを棚に上げて、放置しないで!はないでしょう。あまりにも無責任すぎます。
こんな誤った認識を子ども達に植え付けようとする NHK の魂胆が知りたいです。