関東大震災から100年

 本日9月1日は、1923年に発生した大正関東地震(関東大震災)から100年になります。

 9月1日は「防災の日」ですが、日本赤十字社によるインターネット調査によりますと、9月1日が「防災の日」であることを知らない人の割合は若年層ほど多く、約半数が「知らない」という結果になりました(2018年調査)。
 9月1日が「防災の日」であることを知らない人の割合
 20代:51.7%
 30代:42.8%
 40代:28.0%
 50代:26.6%
 60代:17.4%
(https://www.jrc.or.jp/press/180829_005405.html より作成)

 現在懸念されているのは、大正関東地震(マグニチュード: M7.9)よりもひと回り小さいM7クラスの首都直下地震です。
(詳しくは、https://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/past2/pdf/higai_gaiyou.pdf)

 東京湾北部を震源とする地震 (M7.3) では、震度6強のエリアが東京都の東部から千葉県の湾岸などに広がる想定です。
 東京の東部は、海抜ゼロメートル地帯である江東5区(墨田区、江東区、足立区、葛飾区、江戸川区)に重なります。河川堤防の破損による水害も懸念されます。
 特に、このような地域にお住まいの方は、揺れの大きさだけでなく、地震の揺れにより起こる次の災害の危険性(リスク)についても、知っておくべきです。もちろん、他の地域にお住まいの方も、足元にどのような危険(リスク)が潜んでいるのかを知っておくべきです。

 上記の調査は2018年の結果ですが、今年 (2023年) では、20代:56%、30代:69% と、知らない割合が増加しています。
(https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/352941)
 これは、政府を中心とする啓発活動がうまくいっていない証といえるかもしれません。

 防災の第一歩は、身の回りの危険(リスク)を知ることです。知ってもらうことと同時に、知ることの大切さも若い世代へ伝えていく必要があるようです。

2023年09月01日