参院選の投票率は58.51%
投票率58.51%は、前回の参院選(2022年)から6.46ポイント上昇しました。有権者全体に占める期日前投票の割合は25.12%で、2022年から6.44ポイント増えました。
(https://www.jiji.com/jc/article?k=2025072100290&g=pol)
投票率が上がったことは良いことですが、それでもなお4割以上の有権者が自らの権利を放棄し、結果として現政権を白紙委任してしまっているのは残念です。
ANNの出口調査によると、今回の参院選で10代から30代の若い世代で自民党が支持を大きく減らし、国民民主党や参政党が伸ばしました。年代別の比例投票先は、10代から30代の世代では国民民主党や参政党がトップです。【10代:国民24%参政24%、20代:国民26%参政24%、30代:国民18%参政23%】
一方、3年前の参院選ではすべての年代でおよそ4割を占めていた自民党は、若い世代大きく減らしています。【10代:40%→12%、20代:39%→11%、30代:41%→12%】
(https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000440848.html)
他の世代の投票先が不明なのでハッキリしたことはいえませんが、若者世代の投票率が上がれば、結果が変わってくる可能性が示唆されます。仮に、自らの権利を放棄した4割強の有権者に若者世代が多かったとするなら、投票率が伸びれば、自公政権の負けはもっと拡大していたと考えられます。
今回の選挙で、国民は石破政権にNoを叩きつけました。しかし、石破首相は続投を表明しています。
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250721/k10014869741000.html)
ところが、23日には退陣を表明との報道です。
"石破首相、退陣へ 8月末までに表明 参院選総括踏まえ" 毎日新聞 2025/7/23 11:16(最終更新 7/23 11:51)
(https://mainichi.jp/articles/20250723/k00/00m/010/057000c)
最後まで朝令暮改でした。この方には首相どころか、政治家としての資質がそもそもなかったようです。