混沌としてきた兵庫県知事選挙
投票日が11月17日の兵庫県知事選挙ですが、ここにきて前知事の斎藤氏が猛追との報道が流れています。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/a9a3615cfa616d001c76af9e52cc7de05688966f)
ヤフーのコメントを見ると、パワハラ疑惑がでっち上げ、と感じている人が多くなっているようです。
正直、事実を見ることができない人(忘れてしまう人)がなんと多いのか?と感じています。
パワハラの訴えがあった時に、斎藤前知事は第三者委員会を立ち上げずに、犯人探しをしました(事実)。
そして犯人を特定し、その職員の退職の申し出を却下しました(事実)。これは人事権の濫用、パワハラ以外のなにものでもないでしょう。
今の斎藤氏推しの声には、この事実がすっぽり抜けてしまっています。
斎藤氏を既得権益者に立ち向かうヒーローに仕立てた策士の術中にまんまとハマっている兵庫県民が多いと、外野にいる私からは見えてしまいます。
斎藤氏は、最初に自らが訴えられた時、第三者委員会を立ち上げ、自らはこの件に直接関与しない姿勢をとっていれば、このような混乱はなかったでしょう。この一点だけでも、知事としての資質が問われることだと私は思います。
それだけでなく、犯人探しをして人事権を濫用したとみるのが、客観的な見方だと思います。
策士の術中にハマって投票するのか?今一度、訴えられた斎藤前知事が行ったこと(事実)を思い出すのか?兵庫県民の判断を待ちたいと思います。